ポータブル電源の廃棄回収処分はどういう手順で行えばいいの？

ポータブル電源の処分方法について

キャンプやアウトドア、災害時など、様々なシーンで活躍するポータブル電源。長く愛用していると、性能が低下したり、新しいモデルに買い替えたいと思うこともあるでしょう。

「古いポータブル電源、どう処分すればいいの？」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ポータブル電源の処分方法について、自治体への問い合わせ方や、メーカーの回収サービスなど、具体的な方法を詳しく解説します。これを読めば、もうポータブル電源の処分に困ることはありません。

例えば、JackeryやEcoFlowといった人気メーカーでは、使用済み製品の回収サービスを無料で提供しています。また、自治体によっては、ポータブル電源を燃えないごみとして処分できる場合もあります。

この記事では、これらの方法に加えて、ポータブル電源を売却する方法や、リサイクルショップでの買取についてもご紹介します。

ポータブル電源の処分にお悩みの方は、ぜひこの記事を参考にして、適切な方法で処分してください。

Jackeryは、自社製品であるポータブル電源の回収を無料で行っています。これは、環境への負荷を減らし、リサイクルを促進するための取り組みの一環です。

回収対象となるのは、日本国内で販売されたJackeryのポータブル電源本体です。ソーラーパネルやアクセサリーなどは対象外となります。

回収エリアは、日本国内に居住または滞在している方であれば、どなたでも利用できます。

Jackeryのポータブル電源を回収してもらうには、以下の手順で行います。

まず、処分したいポータブル電源をダンボール箱などに入れてしっかりと梱包します。この際、ダンボール箱はご自身でご用意いただく必要があります。
梱包が終わったら、Jackeryが指定する住所へ、送料元払いで発送します。着払いでの発送や、Jackery以外の製品を同梱することはできませんので、ご注意ください。

回収サービス自体は無料ですが、送料はこちらの負担です。最寄りの運送会社に依頼して発送するか、集荷を依頼することができます。

EcoFlowでは、自社製品を無料で回収してくれるサービスを提供しています。正規販売店で購入したものだけでなく、中古品や並行輸入品であっても利用できるのが大きなメリットです。ただし、送料は自己負担となる点に注意してください。

具体的な手順としては、

BLUETTIでは、2024年からリサイクルサービスを開始しており、無料で回収してくれるサービスがあります。しかし、このサービスを利用するためにはいくつかの条件があります。

BLUETTIのリサイクルサービスを利用できるのは、

に限られます。ソーラーパネルやアクセサリーなどの付属品は対象外なので注意しましょう。

リサイクルサービスの手続きは、

という流れになります。送料は自己負担となります。

Ankerでは、自社のポータブル電源を無料で回収してくれるサービスを行っています。モバイルバッテリーも対象で、正規販売店で購入したものだけでなく、中古品であっても回収可能です。

ただし、送料は自己負担となります。自分で製品を梱包し、指定された場所に送る必要があります。

処分の手順

家電量販店では、残念ながらポータブル電源の引き取りに対応していません。ポータブル電源にリチウムイオン電池が使われているため、一般的な家電製品とは異なり、特別な処理が必要となるからです。

ポータブル電源の処分方法は、お住まいの自治体によって異なります。

多くの場合、ポータブル電源は粗大ごみとして扱われるため、別途処分費用がかかることが一般的です。 例えば、僕の住んでいる市では、ポータブル電源を粗大ごみとして出す場合、1個あたり3,000円の処分費用が必要になります。

残念ながら多くのリサイクルショップでは、使用済みのポータブル電源は回収対象外となっている場合がほとんどです。

例えば、大手家電量販店に併設されているリサイクルショップでも、ポータブル電源のようなリチウムイオン電池を搭載した製品は、安全上の理由から回収を断られることがあります。

リサイクルショップに持ち込む前に、必ず事前に電話などで問い合わせをすることをおすすめします。

「○○リサイクルショップで、ポータブル電源を処分したいのですが、回収していますか？」

具体的な製品名や種類を伝えて、回収可能かを確認しましょう。

もし、回収してもらえない場合は、他の処分方法を検討する必要があります。